渋谷川 1
東京都を代表する河川の「渋谷川」。
下流域は「古川」という名前になるのだが、
わかりやすいように「渋谷川」の名称にて記事を書きます。
現在の渋谷川の河口から事実上の源流まで歩いてみたが、
なかなかに良いウォーキングとなる距離であった。

港区海岸1-15の辺り。
ここに渋谷川の河口があり、東京湾に水を流し込んでいる。
この河口から事実上の源流まで遡っていく。

写真:下流→上流
写真左は埋め立て地に挟まれた運河である。
渋谷川は写真右奥に上流がある。

写真:下流→上流
首都高都心環状線が川の上にある。
東京モノレールや東海道新幹線、
JR在来線とクロスをしている。

写真:下流→上流
国道15号線(第一京浜国道)にかかる橋の上から撮影。
釣り船屋が河岸にたくさんあって、釣り船が係留されている。
写真奥から川幅が狭くなる。そこから上流に釣り船はない。

写真:下流→上流
1枚前の写真の奥の場所。写真右に石組のアーチになった
橋のようなものがある、支流もしくは支流跡の合流口か?
通常時に水が流れ込んでいるわけではないようだ。

首都高環状線に降った雨は渋谷川に落とされているようだ。

写真:下流→上流
芝公園近くの渋谷川。コンクリート護岸についた水を見ると、
このあたりまで潮の干満の影響があるようだ。

一の橋交差点付近の渋谷川。水が落とされている。
これは東京電力地下施設の湧水をポンプでくみ上げたもの。

写真:下流→上流
麻布十番駅近くの渋谷川。川の広さの割には水量は少なめ。
そのために川底が見える浅さ。水も綺麗である。

三の橋交差点付近の渋谷川。川の東側は丘になっていて、
小規模な湧水が数か所から出ている。

古川橋の交差点付近で、土管の合流口のようなものがある。
この合流口の上には、暗渠のようなものがあるが
通常時に水は落とされていない。昔は支流があったのかも。

写真:下流→上流
港区南麻布2-3の辺り。
渋谷川が蛇行している所には、川岸に砂礫が溜まっている。

二の橋付近には、渋谷川の地下に「雨水貯留池」を建設中。
通常の池とは違い、川の下に「もう1つの川がある」ような
細長い池がつくられているようだ。

港区白金5丁目辺りの渋谷川には、「狸橋」という橋がある。
大昔にはタヌキの住処があったのだろうか?

写真:下流→上流
川底の岩盤が露出している場所もある。

岩盤では、ミドリガメ(ミシシッピーアカミミカメ)が甲羅干し。

支流の合流口のようなものがあって、わずかながら水が
渋谷川に落とされているようだが、支流自体は見当たらない。
大雨時に下水道から溢れ出した汚水が流される穴の1つだと
思われるのだが、丘側の方に口があるので、普段は地下水が
湧き出しているのだと思われる。
写真左下にうつっているのは「サギ」。小魚などを獲っていた。

写真:下流→上流
天現寺橋交差点の辺り。ここから川幅が一気に狭まっている。

写真:下流→上流
渋谷区に入ると、コンクリートの水路という様相。

渋谷区恵比寿辺りで、渋谷川に水が落としている穴がある。
写真では草に隠れてわかりにくいのだが、
これは、営団地下鉄恵比寿駅の湧水が流されているようだ。

写真:下流→上流
恵比寿駅近くの渋谷川。コンクリ護岸から複数の湧水がある。

渋谷駅に近い「並木橋」のたもと辺から水が噴き出している。
これは三田用水の跡を利用したもので、汚水を浄化した
水を注ぎこんでいるもの。ここが事実上の源流となる。

上流が下水道に転用されて源流を失った渋谷川に
清流を復活させる事業として、下水処理した水を流している。

新宿区にある「落合水再生センター」で処理された水が
ここから流されている旨が記載されている。呑川と目黒川も
同様に清流復活としての事業がおこなわれている。

写真:下流→上流
並木橋上流は、水が溜まっているが流れている様子がない。
写真奥は渋谷駅で、そこから上流は暗渠化されており、
下水道に転用されている。ここに溜まっている水は、
大雨の際に、下水道から越流されてきた汚水が溜まっていて
池のような状態になっているのだと思われる。
富栄養ゆえか(?)、藻が大量に繁殖している。
現在の渋谷川の水は99%が汚水を浄化した水のようであり、
2か所の地下水が注ぎ込まれているだけで支流もないようだ。
下流域は「古川」という名前になるのだが、
わかりやすいように「渋谷川」の名称にて記事を書きます。
現在の渋谷川の河口から事実上の源流まで歩いてみたが、
なかなかに良いウォーキングとなる距離であった。

港区海岸1-15の辺り。
ここに渋谷川の河口があり、東京湾に水を流し込んでいる。
この河口から事実上の源流まで遡っていく。

写真:下流→上流
写真左は埋め立て地に挟まれた運河である。
渋谷川は写真右奥に上流がある。

写真:下流→上流
首都高都心環状線が川の上にある。
東京モノレールや東海道新幹線、
JR在来線とクロスをしている。

写真:下流→上流
国道15号線(第一京浜国道)にかかる橋の上から撮影。
釣り船屋が河岸にたくさんあって、釣り船が係留されている。
写真奥から川幅が狭くなる。そこから上流に釣り船はない。

写真:下流→上流
1枚前の写真の奥の場所。写真右に石組のアーチになった
橋のようなものがある、支流もしくは支流跡の合流口か?
通常時に水が流れ込んでいるわけではないようだ。

首都高環状線に降った雨は渋谷川に落とされているようだ。

写真:下流→上流
芝公園近くの渋谷川。コンクリート護岸についた水を見ると、
このあたりまで潮の干満の影響があるようだ。

一の橋交差点付近の渋谷川。水が落とされている。
これは東京電力地下施設の湧水をポンプでくみ上げたもの。

写真:下流→上流
麻布十番駅近くの渋谷川。川の広さの割には水量は少なめ。
そのために川底が見える浅さ。水も綺麗である。

三の橋交差点付近の渋谷川。川の東側は丘になっていて、
小規模な湧水が数か所から出ている。

古川橋の交差点付近で、土管の合流口のようなものがある。
この合流口の上には、暗渠のようなものがあるが
通常時に水は落とされていない。昔は支流があったのかも。

写真:下流→上流
港区南麻布2-3の辺り。
渋谷川が蛇行している所には、川岸に砂礫が溜まっている。

二の橋付近には、渋谷川の地下に「雨水貯留池」を建設中。
通常の池とは違い、川の下に「もう1つの川がある」ような
細長い池がつくられているようだ。

港区白金5丁目辺りの渋谷川には、「狸橋」という橋がある。
大昔にはタヌキの住処があったのだろうか?

写真:下流→上流
川底の岩盤が露出している場所もある。

岩盤では、ミドリガメ(ミシシッピーアカミミカメ)が甲羅干し。

支流の合流口のようなものがあって、わずかながら水が
渋谷川に落とされているようだが、支流自体は見当たらない。
大雨時に下水道から溢れ出した汚水が流される穴の1つだと
思われるのだが、丘側の方に口があるので、普段は地下水が
湧き出しているのだと思われる。
写真左下にうつっているのは「サギ」。小魚などを獲っていた。

写真:下流→上流
天現寺橋交差点の辺り。ここから川幅が一気に狭まっている。

写真:下流→上流
渋谷区に入ると、コンクリートの水路という様相。

渋谷区恵比寿辺りで、渋谷川に水が落としている穴がある。
写真では草に隠れてわかりにくいのだが、
これは、営団地下鉄恵比寿駅の湧水が流されているようだ。

写真:下流→上流
恵比寿駅近くの渋谷川。コンクリ護岸から複数の湧水がある。

渋谷駅に近い「並木橋」のたもと辺から水が噴き出している。
これは三田用水の跡を利用したもので、汚水を浄化した
水を注ぎこんでいるもの。ここが事実上の源流となる。

上流が下水道に転用されて源流を失った渋谷川に
清流を復活させる事業として、下水処理した水を流している。

新宿区にある「落合水再生センター」で処理された水が
ここから流されている旨が記載されている。呑川と目黒川も
同様に清流復活としての事業がおこなわれている。

写真:下流→上流
並木橋上流は、水が溜まっているが流れている様子がない。
写真奥は渋谷駅で、そこから上流は暗渠化されており、
下水道に転用されている。ここに溜まっている水は、
大雨の際に、下水道から越流されてきた汚水が溜まっていて
池のような状態になっているのだと思われる。
富栄養ゆえか(?)、藻が大量に繁殖している。
現在の渋谷川の水は99%が汚水を浄化した水のようであり、
2か所の地下水が注ぎ込まれているだけで支流もないようだ。
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