呑川の支流(高濃度酸素溶解水とJRガード下の湧水)

城南三河川清流復活事業により
落合水再生センターで高度処理された再生水が導水されてからは
だいぶ綺麗になった呑川だが、干満影響をうける河口に近くなると
水のながれが滞留しやすく、低酸素状態で水質がよろしくない。

その改善のために、2011年に高濃度酸素溶解水の装置を設置。
まずは実験的にデータ取得をしていくようである。
また、この装置の周辺には湧水があって、呑川に落とされている。
その辺を記事にまとめてみた。

nomigawa-ga-do.jpg
写真:下流→上流
JRのガード付近の呑川。橋の下は呑川がカーブしている所のため、
写真左の川壁辺りにはゴロタ石が設置されている。
大水の際に川の流れを弱めるためだと思われる。

battsukisouchi.jpg
JRのガード付近には、水質改善のために20年以上前から
舟型の浅層曝気(ばっき)装置が稼働している。
酸素を水中に送り込むことで、有機物分解する微生物の活動を促し、
水質浄化をするための装置である。一定の効果は出ているのだろう。

paipu-suitori.jpg
JRガードの少し上流側。
如何にものながれの滞留で水質が悪化している場所の呑川の水を
オレンジ色のパイプから吸引をしている。

kounoudosannso.jpg
呑川とJRの間にある公園に設置された高濃度酸素溶解水装置。
吸引した水に高濃度の酸素を溶かして呑川に戻しているようだ。
「高濃度」というぐらいなので、曝気よりも微生物の活性化に対し
効果的だと思われる。

kounoudo-haisui.jpg
ステンレスパイプから呑川に落とされているのが高濃度酸素溶解水。
まだ実験段階のためなのか(?)、水量は少ない。

nomigawa-kawaheki-paipu.jpg
写真:呑川を上流→下流
大田区西蒲田5-1の辺り。呑川の川壁上部にパイプが走っている。
このパイプ内にも高濃度酸素溶解水を通していて、
馬曳橋の辺りの川底からも流している。
写真ではわかりにくいが、川面に見える白い泡は酸素のようである。

高濃度酸素溶解水の費用対効果に関しては今後の推移を見守りたい。
自然の維持管理にはそれなりのお金がかかるものである。

ga-dosita-minami.jpg

ga-doshita-kita.jpg
JRガードの下には、自転車と歩行者だけが通ることができる通路が
川の両側に設置されている。

ga-doshita-minamiwakimizu.jpg
呑川の川面よりも低い位置にあるせいか湧水が出ている。
側溝には湧水が溜まり続けている。
降雨があれば、ここに雨水も集まってくると思われる。

ga-doshita-wareme.jpg
JRが走行している所は土手状になっており、
そこに降った雨が土に浸みこんで、湧水としてコンクリの割れ目から
浸み出してもくるようだ。写真ではうまく撮影できなかったのだが、
この湧水のある割れ目には、ケフサイソガニと思われるカニがいた。
これらの湧水も側溝に集まり溜まっていく。

ga-doshita-ootakumannho-ru.jpg
この大田区マークのついたマンホールの中に湧水を集めるようだ。

ga-doshita-ponnpu.jpg
通路の近くにポンプの機械が設置されている。

ga-doshita-haisui.jpg
数十分毎にポンプが稼働して、溜まった湧水を呑川に落としている。
8枚前の写真で、高濃度酸素溶解水を落としているパイプの右にも
同様の湧水落とし用パイプがある。それは対岸側のものである。

湧水のあるような所が周辺に多い呑川も、
池上本門寺辺りを過ぎてからは平地を流れているので
合流する支流も湧水も一気に無くなってしまう。
水量は少ないが、そんな中でも貴重なる湧水の注ぎ込みだといえる。
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Secret

No title

この流れ込みは今日(7月6日)たどったところ
湧水は健全でしたが、
流れ込んでませんでしたv-12
あと池上本門寺から先の呑川は...

水が濁ってて流れが小さくてゴミが水面に浮いてて
斜体の文色付きの文字汚い...

No title

上のコメントなんか失敗した^^;

No title

これを稼働させる電力も
税金から出ていますからね。。。
「税金の無駄」という意見もあって
稼働日数が減ったのかも。

この辺りから下流は
大雨で海に流されたゴミが
満ち潮と共にあがってきますからね。
しかも、川の斜角もないために
水が滞留しやすく、汚れやすいです。
プロフィール

YKK

Author:YKK
東京や神奈川の川や暗渠を歩くことに楽しみを感じ、ネットで「川探索」を趣味としている諸先輩方のサイトを見て参考にし、2010年頃から歩き始めました。実際に歩いてみると、違った面も多く見えてくるもの。拙者なりの視点でまとめてみたいと思ったものを記事していきます。東京23区南部在住なので、その近隣もしくは川崎市・横浜市がほとんどとなります。ちなみに「山はなくても川はある」というのは、長野県上田市の市民祭り「上田わっしょい」の歌の冒頭「♪山があるから川がある」のパロディーです。23区に山といえる山はないですが、川はたくさんあります。ちなみに、上田市出身者に仲の良い人はいますが、拙者個人は上田市とは縁がないです^^; 拙者の特徴を書きますと、平熱なのに体温が37度近くもあります。ゆえに、寝るときはノーパン(ノーパン健康法)で、冬でもTシャツが多いです。さらにはカレーばかり食べています。1週間食べないと体調が悪くなります(?)。動物だとアザラシに似ているらしい。でもって、自然を愛好しており脱原発派。でも、中道右派の保守系で、天皇陛下は男系しか認めない。川歩き以外の代表的な趣味はスノーボード・歴史探訪・城探索・悪ふざけ(?)・ボウリング・パークゴルフ(パークボール)・旅行。嫌煙者で、飲酒も年数回程度。ギャンブルも数年に一回程度。

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