現代の「松の川」 1

神奈川県横浜市港北区日吉の辺りに流れていた「松の川」。
古くから農業用水として利用されてきた川のようだが、
周辺から農業地が少なくなり、宅地化されたこともあって、
1986年から1991年までかけて埋められた。
現在は雨水幹線と汚水幹線がある暗渠となっており、
その上には緑道が整備されている。

松の川はなくなってしまったが、湧水は数箇所で健在であり、
一部に小川を形成している。また、雨水幹線が川となって
鶴見川の支流・矢上川に水が落とされている。
そんな「現代の松の川」を探索してみた。全5回の記事となる。

matsunokawa1.jpg
松の川緑道は、自然の情景を活かしての整備がされている。

matsunokawa2.jpg
暗渠下には「汚水」の下水道がある。

matsunokawa5.jpg
雨と汚水が流されている下水道もある。
都内などには多く見られる「合流式下水道」と同じだろうか?

matsunokawa20.jpg
「雨水幹線」の下水道が整備されている所がある。
健在の湧水の多くはこの雨水幹線に流されていると思われる。

matsunokawa3.jpg
慶応大学のグラウンド近くにある有名な湧水。

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緑道案内板にも載っているこの湧水は小川を形成しているが、
残念ながら「合流式下水道」と推測される幹線に流されていて
活かされてはいないようである。

matsunokawa6.jpg
慶応大学のグラウンド脇に開渠の小川がある。
ヤフーの地図にも120m程が載っている川である。

matsunokawa7.jpg
この開渠の小川には源流が2つあるようだ。
1つは慶応大学ラグビーグラウンドにある側溝に流れがある。

matsunokawa8.jpg
側溝の上流はマンホールがあった。
このマンホールは松の川緑道に隣接した所にある。
おそらく、かつて松の川を形成していた湧水の一部が
グラウンド脇の開渠の小川に流されているのだと思われる。
そういう意味ではこの小川は「現代の松の川」といえるだろう。

matsunokawa9.jpg
開渠の小川を上流に行ってみる。雨水も落とされているようだ。

matsunokawa10.jpg
もう1つの源流は、このパイプから小川に落とされているようだ。

matsunokawa11.jpg
横浜市港北区下田町2-14の辺り。
やや谷地になっているこの場所の道路脇にある鉄格子に
少量の湧水が溜まっていた。
この湧水が、一枚前の写真にあるパイプから流されている。
ここが開渠の小川のもう1つの源流である。
この僅かな湧水も、かつて松の川に落とされていたのだろう。

matsunokawa12.jpg
開渠の小川は、下流ではすぐに暗渠になってしまう。

matsunokawa13.jpg
写真:上流→下流
歩道下に暗渠があるようだ。雨水幹線のマンホールがある。

matsunokawa14(hiyoshi1-5-21).jpg
写真:上流→下流
横浜市港北区日吉1-5の辺り。
コンクリート蓋付きの暗渠がある。開渠の小川の続きのようだ。

matsunokawa15.jpg
鉄格子を覗くと、豊富な水が流れているのを見ることができる。

matsunokawa-sottkou.jpg
北方向からコンクリート蓋付き暗渠に合流している流れがある。
この流れに関しては第二回の記事でまとめてみる。

matsunokawa16.jpg
写真:上流→下流
コンクリート蓋付きの暗渠は100mほど続いている。
松の川が健在の当時、この暗渠はどうなっていたのだろう?

matsunokawa-annkyo.jpg
コンクリート蓋付きの暗渠が終わって数十m下流辺りには、
別のコンクリート蓋付きの暗渠からの流れが合流している。
この流れに関しては、第三回の記事でまとめてみようと思う。

matsunokawa17.jpg
写真:上流→下流
歩道下の雨水幹線がコンクリート蓋付き暗渠の続きのようだ。

matsunokawa18.jpg
写真:上流→下流
道路の真ん中に雨水幹線がある場所。

matsunokawa19.jpg
歩道脇のコンクリートは松の川の跡だと思われるが、
この場所に雨水幹線はなく、現代の松の川の暗渠ではない。

matsunokawa21.jpg
川崎市中原区木月3-43-2の辺り。
この雨水幹線がここで矢上川に合流している。
現代の松の川の合流口と言っては過言だろうか^^;

松の川は埋められてしまったが、僅かに生存していると思う。
全5回で記事をまとめていく予定である。
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No title

あめ おすい のマンホールは多分それぞれのマンホールが近づきあってる気がします

No title

「あめ おすい」の中は、「雨水と汚水がバラバラに流れている」という意味かな? たまに鉄板は開けることがありますが、マンホールの中は覗くことができるものはみますが、なかなか見ることができないものでね。。。

No title

そうです^^;
眠い+頭が冴えてなかったから めちゃめちゃな文になったんでしょう^^;自分でも記憶が曖昧

No title

なるほど。マンホールの中もリアルに見てみたいものです^^
プロフィール

YKK

Author:YKK
東京や神奈川の川や暗渠を歩くことに楽しみを感じ、ネットで「川探索」を趣味としている諸先輩方のサイトを見て参考にし、2010年頃から歩き始めました。実際に歩いてみると、違った面も多く見えてくるもの。拙者なりの視点でまとめてみたいと思ったものを記事していきます。東京23区南部在住なので、その近隣もしくは川崎市・横浜市がほとんどとなります。ちなみに「山はなくても川はある」というのは、長野県上田市の市民祭り「上田わっしょい」の歌の冒頭「♪山があるから川がある」のパロディーです。23区に山といえる山はないですが、川はたくさんあります。ちなみに、上田市出身者に仲の良い人はいますが、拙者個人は上田市とは縁がないです^^; 拙者の特徴を書きますと、平熱なのに体温が37度近くもあります。ゆえに、寝るときはノーパン(ノーパン健康法)で、冬でもTシャツが多いです。さらにはカレーばかり食べています。1週間食べないと体調が悪くなります(?)。動物だとアザラシに似ているらしい。でもって、自然を愛好しており脱原発派。でも、中道右派の保守系で、天皇陛下は男系しか認めない。川歩き以外の代表的な趣味はスノーボード・歴史探訪・城探索・悪ふざけ(?)・ボウリング・パークゴルフ(パークボール)・旅行。嫌煙者で、飲酒も年数回程度。ギャンブルも数年に一回程度。

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