二ヶ領本川の支流(紺屋前掘)
川崎市多摩区長尾4-3辺りにある二ヶ領本川への合流口。

「ヴィンテージヴィラ向ケ丘遊園」という集合住宅のすぐ横で
ここから遡ることができる暗渠も開渠も見当たらない。
だが、まあまあの水量があって、川崎市に聞いたところでは
「この辺りに流れている用水路からの分流」とのこと。
その分流もみつからないのだが。。。

川崎市多摩区宿河原2-6-28の辺り。
合流口からは500mほど離れているが、
水量といい、ここに吸い込まれた水の行方が不明な事から
これが1枚前の写真の水の元だと推測した。
地下の雨水幹線を流れて、1枚前の写真の所から出てくる
水になるのだと思われる。ここは二ヶ領用水の前川堀と
紺屋前掘が合わさる場所になる。

1枚前の写真のすぐ近くには、釣堀になっている池がある。
1枚前の写真にある穴に吸い込まれた水の一部を
ポンプでくみ上げて池に溜めていると思われる。
その推測理由は下記を参照。

写真:上流→下流
宿河原交差点の近く。このバス通り脇の歩道下にある
雨水幹線を流れて、1枚目の写真の合流口に行くのだろう。

2枚目の写真と同じ場所を後日訪ねた。
川崎市のこの辺りは、「下水道が完備されていない」ようで、
紺屋前堀と前川堀に「生活廃水」が入り込む事がある。
写真をよく見るとわかるが、「油が多量に浮いている」ときが
あるのだ。どこがおこなっているのかわからないのだが、
「穴」に土嚢が置かれて、釣堀や二ヶ領本川に生活廃水が
流れていかないようにすることがあるようだ。
ということは、釣堀の管理者が土嚢をおこなっているのか?
だが、土嚢を置くと、写真上の方に生活廃水が混じった水が
低い壁を越流して、前川堀の下流に流れていく。
前川堀は、そのうち取り上げる予定の二ヶ領本川の支流・
「宿河原堀」へと合流して、それは二ヶ領本川に合流する。
結局は、川を汚す事になってしまうのだ。
生活廃水を流さないために、下水道完備をしてほしいものだ。
ちなみに、諸先輩方が前川堀の「白濁」について記事にして
汚れを心配されているが、白濁の主な原因はこれである。
※猫またぎさん 「暗渠徘徊の日々」
http://ankyoneko.exblog.jp/14774905/
ちなみに、穴に土嚢を置かれている際に、1枚目写真にある
合流口を急いで見に行ったところ、水量が著しく減っていた。
それも拙者が「紺屋前堀が合流口に繋がる」と確信した理由。

通常時、前川堀の上流から水が流れてきてはいないのだが
(前川堀の上流には、水の流れがある部分もあるのだが、
途中で土中に染み込んで2枚目の写真の場所までは
水が流れてきていない。降雨時や降雨の後には流れが
2枚目の写真の場所まで来ることがある)、
前川堀に流れ込む側溝に落とされる生活廃水があった。
油混じりの汚い泡立ちだ。このようなものが複数見られる。

写真:下流→上流
その紺屋前堀を遡ってみる。コンクリート蓋付の暗渠がある。

写真:下流→上流
北西方面に上流がある。写真右にあるのは、宿河原小学校。

写真:下流→上流
川崎市多摩区登戸3187の辺り。
ここから上流では、道路の反対側の歩道下に暗渠がある。

写真:下流→上流
暗渠は、登戸駅方面に向かっている。

写真:下流→上流
途中、アスファルト舗装の暗渠となっている。

写真:下流→上流
コンクリート蓋付き暗渠が少しだけあったりする。

写真:下流→上流
その上流は、コンクリート舗装の暗渠である。

写真:下流→上流
登戸駅に着いた。写真奥は、小田急の登戸駅。

写真:下流→上流
驚いたことに、小田急の登戸駅の真下に暗渠が続いている。

写真:下流→上流
小田急登戸駅の向こう側に赤い舗装の暗渠が続いている。
飲食店が多く、「油」の廃水が混入しそうな場所である。

写真:下流→上流
サンクス川崎登戸店のところまで暗渠が続いている。

鉄格子内を覗くと、ちゃんと水が流れているのがわかる。

写真:下流→上流
そこから上流は、側溝が流路となっている。

写真:下流→上流
道路の区画整理がおこなわれているようで、弧を描く側溝。

写真:下流→上流
往時には、小川があったような想像をさせる曲がりとくねり。

写真:下流→上流
川崎市登戸2174の辺り。
側溝に水の流れはあるのだが、この辺の流路がわかり難い。

写真:下流→上流
川崎市多摩区登戸1850の辺り。
この裏通りが、暗渠のような気がするが。。。

写真:下流→上流
その裏通りを抜けた先に、コンクリート蓋付の暗渠があった。
ここからの分流が、紺屋前堀になるのだと思われる。

1枚前の写真から振り向いたところにも
コンクリート蓋付きの暗渠がある。これは向ヶ丘遊園駅の
下を抜けていき、前川堀までつながっている水路なのだが、
途中で水が土に染み込んでなくなっていた。

写真:下流→上流
この太い歩道は暗渠だと思われる。

写真:下流→上流
多摩区役所の前の通り。この中央辺りに暗渠があるのか?

道路の真ん中に鉄格子があるのだが、何故かコンクリートで
鉄格子の目が埋められてあり、中を覗く事ができない。

写真:下流→上流
世田谷通りとクロスする登戸交差点を越えた先に、
コンクリート蓋付きの暗渠が唐突に復活していた。

コンクリートの隙間を覗くと、水の流れを見ることができる。

写真:下流→上流
古くからあるコンクリート蓋付きの暗渠という趣である。

写真:下流→上流
川崎市多摩区登戸162-2の辺り。
コンクリート蓋付きの暗渠が続いて、写真奥には二ヶ領本川。

1枚前の写真にある鉄格子を覗くと、水は流れていなかった。
この数m前には僅かに水があったので、そこが源流のようだ。

源流は、二ヶ領本川に山下川が合流する場所の近く。
二ヶ領本川の方が低い位置にあるので、伏流水が源流地に
湧き出しているわけではなさそうだ。

「ヴィンテージヴィラ向ケ丘遊園」という集合住宅のすぐ横で
ここから遡ることができる暗渠も開渠も見当たらない。
だが、まあまあの水量があって、川崎市に聞いたところでは
「この辺りに流れている用水路からの分流」とのこと。
その分流もみつからないのだが。。。

川崎市多摩区宿河原2-6-28の辺り。
合流口からは500mほど離れているが、
水量といい、ここに吸い込まれた水の行方が不明な事から
これが1枚前の写真の水の元だと推測した。
地下の雨水幹線を流れて、1枚前の写真の所から出てくる
水になるのだと思われる。ここは二ヶ領用水の前川堀と
紺屋前掘が合わさる場所になる。

1枚前の写真のすぐ近くには、釣堀になっている池がある。
1枚前の写真にある穴に吸い込まれた水の一部を
ポンプでくみ上げて池に溜めていると思われる。
その推測理由は下記を参照。

写真:上流→下流
宿河原交差点の近く。このバス通り脇の歩道下にある
雨水幹線を流れて、1枚目の写真の合流口に行くのだろう。

2枚目の写真と同じ場所を後日訪ねた。
川崎市のこの辺りは、「下水道が完備されていない」ようで、
紺屋前堀と前川堀に「生活廃水」が入り込む事がある。
写真をよく見るとわかるが、「油が多量に浮いている」ときが
あるのだ。どこがおこなっているのかわからないのだが、
「穴」に土嚢が置かれて、釣堀や二ヶ領本川に生活廃水が
流れていかないようにすることがあるようだ。
ということは、釣堀の管理者が土嚢をおこなっているのか?
だが、土嚢を置くと、写真上の方に生活廃水が混じった水が
低い壁を越流して、前川堀の下流に流れていく。
前川堀は、そのうち取り上げる予定の二ヶ領本川の支流・
「宿河原堀」へと合流して、それは二ヶ領本川に合流する。
結局は、川を汚す事になってしまうのだ。
生活廃水を流さないために、下水道完備をしてほしいものだ。
ちなみに、諸先輩方が前川堀の「白濁」について記事にして
汚れを心配されているが、白濁の主な原因はこれである。
※猫またぎさん 「暗渠徘徊の日々」
http://ankyoneko.exblog.jp/14774905/
ちなみに、穴に土嚢を置かれている際に、1枚目写真にある
合流口を急いで見に行ったところ、水量が著しく減っていた。
それも拙者が「紺屋前堀が合流口に繋がる」と確信した理由。

通常時、前川堀の上流から水が流れてきてはいないのだが
(前川堀の上流には、水の流れがある部分もあるのだが、
途中で土中に染み込んで2枚目の写真の場所までは
水が流れてきていない。降雨時や降雨の後には流れが
2枚目の写真の場所まで来ることがある)、
前川堀に流れ込む側溝に落とされる生活廃水があった。
油混じりの汚い泡立ちだ。このようなものが複数見られる。

写真:下流→上流
その紺屋前堀を遡ってみる。コンクリート蓋付の暗渠がある。

写真:下流→上流
北西方面に上流がある。写真右にあるのは、宿河原小学校。

写真:下流→上流
川崎市多摩区登戸3187の辺り。
ここから上流では、道路の反対側の歩道下に暗渠がある。

写真:下流→上流
暗渠は、登戸駅方面に向かっている。

写真:下流→上流
途中、アスファルト舗装の暗渠となっている。

写真:下流→上流
コンクリート蓋付き暗渠が少しだけあったりする。

写真:下流→上流
その上流は、コンクリート舗装の暗渠である。

写真:下流→上流
登戸駅に着いた。写真奥は、小田急の登戸駅。

写真:下流→上流
驚いたことに、小田急の登戸駅の真下に暗渠が続いている。

写真:下流→上流
小田急登戸駅の向こう側に赤い舗装の暗渠が続いている。
飲食店が多く、「油」の廃水が混入しそうな場所である。

写真:下流→上流
サンクス川崎登戸店のところまで暗渠が続いている。

鉄格子内を覗くと、ちゃんと水が流れているのがわかる。

写真:下流→上流
そこから上流は、側溝が流路となっている。

写真:下流→上流
道路の区画整理がおこなわれているようで、弧を描く側溝。

写真:下流→上流
往時には、小川があったような想像をさせる曲がりとくねり。

写真:下流→上流
川崎市登戸2174の辺り。
側溝に水の流れはあるのだが、この辺の流路がわかり難い。

写真:下流→上流
川崎市多摩区登戸1850の辺り。
この裏通りが、暗渠のような気がするが。。。

写真:下流→上流
その裏通りを抜けた先に、コンクリート蓋付の暗渠があった。
ここからの分流が、紺屋前堀になるのだと思われる。

1枚前の写真から振り向いたところにも
コンクリート蓋付きの暗渠がある。これは向ヶ丘遊園駅の
下を抜けていき、前川堀までつながっている水路なのだが、
途中で水が土に染み込んでなくなっていた。

写真:下流→上流
この太い歩道は暗渠だと思われる。

写真:下流→上流
多摩区役所の前の通り。この中央辺りに暗渠があるのか?

道路の真ん中に鉄格子があるのだが、何故かコンクリートで
鉄格子の目が埋められてあり、中を覗く事ができない。

写真:下流→上流
世田谷通りとクロスする登戸交差点を越えた先に、
コンクリート蓋付きの暗渠が唐突に復活していた。

コンクリートの隙間を覗くと、水の流れを見ることができる。

写真:下流→上流
古くからあるコンクリート蓋付きの暗渠という趣である。

写真:下流→上流
川崎市多摩区登戸162-2の辺り。
コンクリート蓋付きの暗渠が続いて、写真奥には二ヶ領本川。

1枚前の写真にある鉄格子を覗くと、水は流れていなかった。
この数m前には僅かに水があったので、そこが源流のようだ。

源流は、二ヶ領本川に山下川が合流する場所の近く。
二ヶ領本川の方が低い位置にあるので、伏流水が源流地に
湧き出しているわけではなさそうだ。
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