江川(横浜市,鶴見川の支流)
同名の河川は隣りの川崎市にもあるために混乱しやすいが
(しかもどちらの川も緑道が整備されている)、
今回記事にするのは、「横浜市の江川」である。
川崎市の江川は以前記事にした事があるので参照ください。
http://vverrie.blog83.fc2.com/blog-entry-63.html
こちらの江川も元は農業用水路であり、それを緑道に改造し、
下水の再生水を流している。川崎の江川とこれは同じだ。
しかしながら、元は天然の河川だった部分もあるようで、
現在も湧水や支流からの合流があるところは違っている。
支流の「浄念寺川」に関しては別の記事にまとめる予定だ。

神奈川県横浜市都筑区東方町300-1の辺り。
エネオスのガソリンスタンドの近く。
ここから「本格的」に江川がはじまっている。
まずは、この場所から上流に向かって遡ってみることにする。

写真:下流→上流
大日本印刷横浜工場の南側にこのような植え込みがある。
この下に暗渠があるようだ。

神奈川県横浜市都筑区池辺町3564の辺り。
歩道上に複数のマンホールがあり、
ここが江川と浄念寺川の合流地点(浄念寺川の下流終端)。
今回はここを写真左側に行き、江川を遡ってみる。

写真:下流→上流
緑道の端にせせらぎがつくられている。
江川の本体は緑道の下にある暗渠になっている。

写真:下流→上流
細めのせせらぎとなっている所もある。

このせせらぎは江川本体からポンプアップされた一部の水が
滝状の施設から流されているようだ。

写真:下流→上流
その上流では、せせせらぎがなくなって暗渠の江川がある。

写真:下流→上流
さらに上流では、せせらぎが復活している。

写真:下流→上流
どうやらこの滝状の施設から再生水が流されているようだ。
事実上の江川の源流はここだといえるが、
緑道は続いているので、もう少し上流まで探索をしてみる。

写真:下流→上流
再生水を流している場所より上流は雨水幹線になっていて、
降雨時には水が流れているのだろう。

しかしながら、「河川」として横浜市に管理されている。
この辺りは、元は天然の川があったのだと思われる。

写真:下流→上流
若干曲がりくねった江川が住宅街の間にある。

写真:下流→上流
緑道の上流終端の先には、コンクリート蓋付き暗渠があるが、
通常時に水の流れはないようである。

このコンクリート蓋付きの暗渠の先から少し北に行った所に、
八所谷戸の交差点がある。
細かい暗渠らしきものが周囲にたくさんあって、
谷戸で支流が集まり、江川を形成していた時代もあるようだ。

このような暗渠が複数あり、一部に僅かな湧水もあるようだが
事実上の源流は再生水の吹き出し口だといえる。
一枚目の写真の場所に戻って、今度は下流に向かってみる。
地図で見るとゴールは鶴見川である。

写真:上流→下流
土手が整備されたまっすぐな江川が伸びている。
これは用水路として整備された頃の名残であろう。
畑・水田だった周囲は、山崎パンや東京エレクトロンなどの
大型の工場や、日本通運などの配送センターになっている。
そのため、現在の主な役割は「雨水」を流す水路のようだ。

写真:上流→下流
ほとんどの流路脇が親水できる緑道として整備されている。

鯉が泳いでいる。写真の細かい黒い点も
魚種は不明ながら魚である。小型の鯉かクチボソだろうか?

ニシキゴイもいる。誰かが放流したのだろうか?

写真:上流→下流
中州をつくり、花を栽培しているようだ。

数か所から僅かな湧水の流入はある。

写真:上流→下流
泥が堆積した自然の中州だろうか? 草が生えている。

写真:上流→下流
直線ばかりの流路ではなくて、若干の曲がりくねりはある。

写真:上流→下流
第三京浜国道の下をくぐる。

土手で丸まっているのはアヒル。

小型の白サギもいた。小魚を捕食しているのだと思われる。

写真:上流→下流
川向ポンプ場の横。
写真右の白いコンクリートと三か所の横に長い穴は、
江川が増水をした際に水をポンプ場内に逃がすための施設。

写真:上流→下流
水門があって、流れはトンネルに入る。

写真:下流→上流
水門の出口。この30mほど下流で大熊川と合流をする。
さらに、100mほど下流で鶴見川へと合流している。
今回記事として辿った江川は、ほとんどが下水処理場での
再生水が流れているように見えるが、
途中で合流している浄念寺川は湧水由来の自然河川で、
1枚目の写真辺りからの水の半分以上は湧水由来である。
また、江川上流にも僅かな湧水由来の小支流があり、
それを次回の記事でとりあげてみたいと思う。
(しかもどちらの川も緑道が整備されている)、
今回記事にするのは、「横浜市の江川」である。
川崎市の江川は以前記事にした事があるので参照ください。
http://vverrie.blog83.fc2.com/blog-entry-63.html
こちらの江川も元は農業用水路であり、それを緑道に改造し、
下水の再生水を流している。川崎の江川とこれは同じだ。
しかしながら、元は天然の河川だった部分もあるようで、
現在も湧水や支流からの合流があるところは違っている。
支流の「浄念寺川」に関しては別の記事にまとめる予定だ。

神奈川県横浜市都筑区東方町300-1の辺り。
エネオスのガソリンスタンドの近く。
ここから「本格的」に江川がはじまっている。
まずは、この場所から上流に向かって遡ってみることにする。

写真:下流→上流
大日本印刷横浜工場の南側にこのような植え込みがある。
この下に暗渠があるようだ。

神奈川県横浜市都筑区池辺町3564の辺り。
歩道上に複数のマンホールがあり、
ここが江川と浄念寺川の合流地点(浄念寺川の下流終端)。
今回はここを写真左側に行き、江川を遡ってみる。

写真:下流→上流
緑道の端にせせらぎがつくられている。
江川の本体は緑道の下にある暗渠になっている。

写真:下流→上流
細めのせせらぎとなっている所もある。

このせせらぎは江川本体からポンプアップされた一部の水が
滝状の施設から流されているようだ。

写真:下流→上流
その上流では、せせせらぎがなくなって暗渠の江川がある。

写真:下流→上流
さらに上流では、せせらぎが復活している。

写真:下流→上流
どうやらこの滝状の施設から再生水が流されているようだ。
事実上の江川の源流はここだといえるが、
緑道は続いているので、もう少し上流まで探索をしてみる。

写真:下流→上流
再生水を流している場所より上流は雨水幹線になっていて、
降雨時には水が流れているのだろう。

しかしながら、「河川」として横浜市に管理されている。
この辺りは、元は天然の川があったのだと思われる。

写真:下流→上流
若干曲がりくねった江川が住宅街の間にある。

写真:下流→上流
緑道の上流終端の先には、コンクリート蓋付き暗渠があるが、
通常時に水の流れはないようである。

このコンクリート蓋付きの暗渠の先から少し北に行った所に、
八所谷戸の交差点がある。
細かい暗渠らしきものが周囲にたくさんあって、
谷戸で支流が集まり、江川を形成していた時代もあるようだ。

このような暗渠が複数あり、一部に僅かな湧水もあるようだが
事実上の源流は再生水の吹き出し口だといえる。
一枚目の写真の場所に戻って、今度は下流に向かってみる。
地図で見るとゴールは鶴見川である。

写真:上流→下流
土手が整備されたまっすぐな江川が伸びている。
これは用水路として整備された頃の名残であろう。
畑・水田だった周囲は、山崎パンや東京エレクトロンなどの
大型の工場や、日本通運などの配送センターになっている。
そのため、現在の主な役割は「雨水」を流す水路のようだ。

写真:上流→下流
ほとんどの流路脇が親水できる緑道として整備されている。

鯉が泳いでいる。写真の細かい黒い点も
魚種は不明ながら魚である。小型の鯉かクチボソだろうか?

ニシキゴイもいる。誰かが放流したのだろうか?

写真:上流→下流
中州をつくり、花を栽培しているようだ。

数か所から僅かな湧水の流入はある。

写真:上流→下流
泥が堆積した自然の中州だろうか? 草が生えている。

写真:上流→下流
直線ばかりの流路ではなくて、若干の曲がりくねりはある。

写真:上流→下流
第三京浜国道の下をくぐる。

土手で丸まっているのはアヒル。

小型の白サギもいた。小魚を捕食しているのだと思われる。

写真:上流→下流
川向ポンプ場の横。
写真右の白いコンクリートと三か所の横に長い穴は、
江川が増水をした際に水をポンプ場内に逃がすための施設。

写真:上流→下流
水門があって、流れはトンネルに入る。

写真:下流→上流
水門の出口。この30mほど下流で大熊川と合流をする。
さらに、100mほど下流で鶴見川へと合流している。
今回記事として辿った江川は、ほとんどが下水処理場での
再生水が流れているように見えるが、
途中で合流している浄念寺川は湧水由来の自然河川で、
1枚目の写真辺りからの水の半分以上は湧水由来である。
また、江川上流にも僅かな湧水由来の小支流があり、
それを次回の記事でとりあげてみたいと思う。
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