平瀬川支川の源流 2

前回の記事の続きとなる。
そして、平瀬川・平瀬川支川探索もついに最終回を迎える。

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写真:下流→上流
写真手前にあるのがコンクリート蓋付きの暗渠。
そこに側溝から水が流れ込んでいる。もう1つの源流である。

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写真:下流→上流
川崎市麻生区東百合丘4-15の辺り。
側溝だが、往時は小川があったのだと想像させる曲がり方。

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東百合丘4丁目緑地の手前にあるコンクリート整備の崖地。

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この崖地の下から側溝に湧水があった。
これも平瀬川支川の源流の1つといえるだろう。
また、近くの東百合丘4丁目緑地が水源地だと推定される。

ここに今湧いた水も、平瀬川と平瀬川支川を通り、
多摩川に流れ込むだろう。そして、東京湾へと向かう。
開発されている源流地だが、川を大切にしたいものである。
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平瀬川支川の源流 1

長きに渡ってシリーズ化しておりました平瀬川・平瀬川支川。
それも支川の源流までついにたどり着きました。
源流といえるものが2つあるので、全2回の記事となります。

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写真:下流→上流
川崎市麻生区東百合丘にある「田園調布学園大学」の横に
平瀬川支川が流れている。ここが明確に確認できる開渠の
上流端になっていて、奥はトンネル。

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写真:下流→上流
バス通りの向こう側に上流がある。

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写真左が下流・右が上流
草に埋もれていて開渠か暗渠かわからない。

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写真:上流→下流
私有地を迂回した所。畑があって谷戸の地形になっており、
コンクリート蓋付きの暗渠の流路がある。

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写真:下流→上流
1枚前の写真の場所から振り向いたところ。
写真左側の側溝からも水が流れ込んでいる。
こちらの源流に関しては、第2回の記事にてまとめてみる。

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写真:下流→上流
川崎市麻生区東百合丘4-13-9の辺り。
住宅地の間に暗渠がある。源流推定地まではあとわずか。

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写真:下流→上流
コンクリート整備された崖地に沿って暗渠がある。
このコンクリートの上には、「川崎市立長沢中学校」がある。

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この長沢中学校横の暗渠が源流推定地となる。
暗渠は、この奥20m程続いていて水が湧いているのだろう。

平瀬川の支流(川崎市高津区久地2-3辺りの支流)

平瀬川に流れ込む支流の中で、多摩川に一番近い流れを
探索してみた。正確には、個人的に定めている「支流」とは
分類が違ってくるののだが、探索する価値はあった。

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今回探索する支流の合流口付近から多摩川方面を見た所。
平瀬川は多摩川の有力な支流の1つであることがわかる。

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川崎市高津区久地2-3の辺り。
水門になっている合流口がある。水量は多いようだ。

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この水門の下付近には、コイが群れで泳いでいる。
真冬だが、周囲よりは暖かい? それともエサが流れてくる?

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写真:下流→上流
合流口のすぐ上には鉄格子があって、裏通りの暗渠がある。

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写真:下流→上流
暗渠は、土手と水門にぶつかった。

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これは平瀬川の土手らしいのだが、土手の内側に住宅やら
ゴルフ練習場やらあって、洪水対策の意味がないような・・・。

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写真:下流→上流
舗装された裏通りの暗渠は、土手の向こうにも続いている。

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写真:下流→上流
川崎市高津区溝口6-7-36の辺り。
コンクリート舗装された暗渠があって、西方面に上流がある。

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写真:下流→上流
曲がりくねったコンクリート舗装の暗渠が西に伸びている。

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写真:下流→上流
途中には、コンクリート蓋付きの暗渠になっている所もある。

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写真:下流→上流
川崎市高津区久地1-16-1の辺り。
地域のゴミ集積場があるが、ここで一旦暗渠から開渠へ。

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写真:下流→上流
ここまで来ると、この支流のゴール地点の予想がついた。
ゴミ集積場の向こうは、太目の側溝風の開渠となっている。
やや水に濁りがあり、生活排水が混入しているという
情報もネット上にはあったが、混入場所はわからなかった。
流れが滞留しやすい場所のための濁りかも。

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写真:下流→上流
歩道の所まで開渠だった時代があるのかもしれない。

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写真:下流→上流
写真奥はバス通りになっているが、
その向こうに上流の流路があるようだ。

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写真:上流→下流
バス通りの向こうに回り込む。流路がトンネルになっている。

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写真:下流→上流
再びコンクリート蓋付きの暗渠になっている。

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写真:下流→上流
その上流からは再びの開渠。古くから存在する水路の様相。

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写真:下流→上流
住宅と住宅の間に流路がある。

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そしてたどり着いたのは、かの有名な「久地円筒分水」。
用水路に水を振り分けるための装置で、登録有形文化財。

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今回探索してきた支流は、二ヶ領用水の「久地堀」という事。
久地堀の終点は、平瀬川だということになります。

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写真左側の用水が久地堀で、ここから今回探索した支流が
はじまるということ。写真右側は六ヶ村堀。

平瀬川の支流(川崎市高津区久地2-7辺りの支流)

前回探索した支流の対岸に合流口がある支流を探索した。

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川崎市久地2-7辺り。橋のたもとに水門の合流口がある。
水量が多いが、真冬にも関わらず水温が高めのようで
コケのような藻が多く発生している。

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写真:下流→上流
合流口のすぐ上は舗装された道路であり、
点在しているマンホールを辿って上流に向かい遡ってみる。

2hirase3.jpg
写真:下流→上流
大きくカーブしている道路の真ん中辺りに暗渠があるようだ。

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写真:下流→上流
川崎市高津区宇奈根872-46の辺り。
写真左側の細い路地が暗渠だと思われる。

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写真:下流→上流
往時に川だった頃の痕跡か?
コンクリートが護岸整備されたようになっている。

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気になるものを見つけてしまった。
「雨水」と書かれている民間会社敷地内にあるマンホール。
ここにドボドボと大量の水が注ぎこまれている。
降雨時には雨水もここに入ってくるのだろうが、
写真を見てわかるとおりに、「雨は降っていない」。
この雨水マンホールからは、雨水幹線にもなっているだろう
暗渠の支流に水が落とされるはずである。
汚れた水には感じられないが、何かしらの工業排水では?
それを雨水幹線に流しても良いのだろうか?
休日だったが、なんらかの機械が稼働しており、
工業用水と思われる水が流れる音も聞こえていた。
もしかすると、この支流に流れる水の半分以上はこれか?
水温が高そうで、藻が繁殖しているのもこれが要因か?

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写真:下流→上流
暗渠と思わしき裏通りは続いているが、
水の流れを見極めて遡ることができないので探索は終了。

2hirase8.jpg
写真は、多摩川の河原。
この支流は、多摩川の土手にごく近い所に流路がある。
この辺りの多摩川は河原が「砂礫」になっているために
多摩川から土中に浸み込んだ水が、伏流水になりやすいと
思われる。以前、記事にまとめた事があるこんな小川もある。
http://vverrie.blog83.fc2.com/blog-category-17.html
この支流には、多摩川からの伏流水も湧いているのだろう。

また、この支流のずっと先には、複数の分水をする用水路の
「五ヶ村堀」がある。もしかすると、その分流の1つがここに
つながっているのかもしれない。

平瀬川の支流(川崎市高津区久地2-8辺りの支流)

平瀬川・平瀬川支川シリーズも終了までわずか。
ですが、このブログを見ている友から、「平瀬川の河口付近
(多摩川への合流口近く)は探索してないの?」という指摘を
受けました。・・・え~・・・忘れてました^^;
というわけで、緊急に探索したところ3本支流がありました。
以外とあったので驚きましたが。。。
平瀬川支川の源流の前に、
平瀬川の多摩川への合流する河口近くの支流をまとめます。

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河口近くの平瀬川は、多摩川に近いせいか、
多摩川から地中に浸み込んだと思われる伏流水が
平瀬川の護岸の壁からたくさん湧き出ている。
写真のその1つだが、ちゃんと辿ることが可能な支流3本を
探索してみた。というわけで、記事は全3回となります。

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川崎市高津区久地2-8辺りに合流口がある。水は少な目。

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合流口を拡大すると、合流口から合流しているのではなくて、
合流口近くでコンクリートのひび割れに浸み込んだ水が、
コンクリートの隙間から出てきていた。

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写真:下流→上流
合流口のすぐ上は、ヤフーなどの地図にも掲載されている
細い開渠となっている。水深は浅く、草が生い茂っている。

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開渠部を上部から眺めてみると、写真右側の合流口の方が
不自然に狭くなっている。これは合流口付近の土地建物の
形状によるものだと思われる。

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写真:下流→上流
細い開渠が50mほど曲がりくねりながら住宅地の間にある。

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写真:上流→下流
川崎市高津区2-8-10の辺り。
1枚前の写真から30mほど上流にまわり込む。
暗渠になっており、さらにその上に砂利のスロープがある。

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写真:下流→上流
1枚前の写真から振り向いた所。
砂利の駐車場になっており、点在するマンホールが暗渠。

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写真:下流→上流
その上流は砂利道の暗渠となっている。

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写真:下流→上流
途中には、コンクリート蓋付きの暗渠に使われている蓋と
同じものが、何故か縦向きに4枚置かれ蓋がしてある。
近年まで用水のくみ上げに使っていた穴か?

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写真:下流→上流
川崎市高津区久地2-21-6の辺り。
裏通り下に暗渠があるようで、マンホールが点在している。

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1枚前の写真の辺りから右を見ると、
すぐそこに平瀬川がある(白い鉄柵の所)。
この支流は、平瀬川の15mほど南西に沿って流路がある。

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写真:下流→上流
道路脇にある側溝には、通常時は水の流れはみられない。

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川崎市高津区久地2-24の辺り。
路地側溝に水は流れていない。
写真の奥はバス通りで段差になっており、暗渠はここまで。
明確な源流は不明だが、湧水がありそうな場所である。
プロフィール

YKK

Author:YKK
東京や神奈川の川や暗渠を歩くことに楽しみを感じ、ネットで「川探索」を趣味としている諸先輩方のサイトを見て参考にし、2010年頃から歩き始めました。実際に歩いてみると、違った面も多く見えてくるもの。拙者なりの視点でまとめてみたいと思ったものを記事していきます。東京23区南部在住なので、その近隣もしくは川崎市・横浜市がほとんどとなります。ちなみに「山はなくても川はある」というのは、長野県上田市の市民祭り「上田わっしょい」の歌の冒頭「♪山があるから川がある」のパロディーです。23区に山といえる山はないですが、川はたくさんあります。ちなみに、上田市出身者に仲の良い人はいますが、拙者個人は上田市とは縁がないです^^; 拙者の特徴を書きますと、平熱なのに体温が37度近くもあります。ゆえに、寝るときはノーパン(ノーパン健康法)で、冬でもTシャツが多いです。さらにはカレーばかり食べています。1週間食べないと体調が悪くなります(?)。動物だとアザラシに似ているらしい。でもって、自然を愛好しており脱原発派。でも、中道右派の保守系で、天皇陛下は男系しか認めない。川歩き以外の代表的な趣味はスノーボード・歴史探訪・城探索・悪ふざけ(?)・ボウリング・パークゴルフ(パークボール)・旅行。嫌煙者で、飲酒も年数回程度。ギャンブルも数年に一回程度。

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