谷戸川の源流探索 2

前回の記事の続きである。支流の源流を探索してみた。

yatogawa-shiryuu.jpg
写真:下流→上流
世田谷区千歳台1-13-12の辺り。
今回は、写真の奥に続いている暗渠をここから遡ってみる。

yatogawa-shiryuu1.jpg
写真:下流→上流
こちらの支流もコンクリート蓋付きの暗渠となっている。
隙間から覗くと水の流れを見ることができる。

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写真:下流→上流
世田谷区千歳台1-20-13の辺り。
ここから先に暗渠らしきものは見当たらなくなる。

yatogawa-shiryuu3.jpg
写真:下流→上流
だが、道路上にある無記載のマンホールを丹念に覗いていき、
豊富な水の流れをみつけた。これが支流の流れだと思われる。

yatogawa-golf.jpg
千歳ゴルフセンターの北角の辺り。
この辺りにあるマンホールには2方向からの水の流れがある。
推定ではあるが、その1つはこのゴルフ練習場からのようだ。

yatogawa-shiryuu4.jpg
写真:下流→上流
世田谷区千歳台2-1の辺り。
もう1つは北西方向の道路下にあるマンホールに流れがある。

yatogawa-shiryuu5.jpg
写真:下流→上流
世田谷区千歳台2-7の辺り。
このT字路から上流は北方向にあるようだ。

yatogawa-shiryuu6.jpg
写真:下流→上流
世田谷区千歳台2-8-32の辺り。
マンホールが集中してある道路。
多くの無記載マンホール内に水の流れを見ることができる。
この写真奥の白い建物の辺りで流れが遡れなくなった。
この辺りは丘上になる場所でもあり、ここが源流だと推測される。
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谷戸川の源流探索 1

比較的メジャーな都内の河川であり、
諸先輩方も探索している川ではあるが、
谷戸川(やとかわ)の源流を探索して記事にまとめてみた。

谷戸川は丸子川の支流である。
丸子川は多摩川に合流している。

丸子川との合流地点から
砧公園を間を抜けて開渠部上流端までは歩いたことがある。

そこらはすっ飛ばして、開渠部上流端から源流まで歩いた。

yatogawa-hajimari.jpg
岡本静嘉堂緑地の近く。ここが谷戸川と丸子川の合流地点。

yatogawa-nagare.jpg
聖ドミニコ学園辺りの谷戸川。

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写真:下流→上流
世田谷区立山野小学校の辺り。
ここが開渠部の上流端である。ここからは暗渠になっている。

yatogawa-annkyo1.jpg
写真:下流→上流
世田谷区千歳台1-12の辺り。
開渠部上流端から小田急線の高架を越えた先に
コンクリート蓋付き暗渠が始まっている。ここから遡ってみる。

yatogawa-shiryuu.jpg
世田谷区千歳台1-13-12の辺り。
ここで2つの流れが合流している。
写真右側に上流があるのが本流で今回はこれを探索する。
写真の奥に上流がある流れは次回の記事でまとめてみる。

yatogawa-annkyo2.jpg
写真:下流→上流
北東方向に上流がある。
暗渠上の鉄の蓋を覗くと豊富な水の流れを見ることができる。

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写真:下流→上流
笠森公園にぶつかった所でコンクリート蓋付き暗渠は終わり。
笠森公園内にあるこのマンホール内を覗くと流れが見える。
この公園の真ん中に暗渠があるようだ。

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写真:下流→上流
この公園は2つに分かれている。
北側の細長い散歩道風な公園の中に暗渠があると思われる。

yatogawa-annkyo5.jpg
公園の抜けると環状八号線にぶつかる。
環状八号線沿いの歩道にあるマンホールに流れをみつけた。

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写真:下流→上流
世田谷区桜丘5-51-1の辺り。
谷戸川は環状八号線を越えて続いているようだ。暗渠がある。
だが、水の流れは確認ができていない。

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写真:上流→下流
世田谷区桜丘5-51-5の辺り。
緑に覆われた暗渠がある。

yatogawa-annkyo7-1.jpg
1枚前の写真の暗渠に「雨水」と書かれたマンホールがある。

yatogawa-annkyo7-2.jpg
このように降雨時に雨水が流れ込むための側溝も作られている。
通常時には、側溝に水の流れはない。

yatogawa-annkyo8.jpg
写真:下流→上流
世田谷区船橋2-1-1の辺り。
草が生い茂っている暗渠がある。

yatogawa-annkyo9.jpg
写真:下流→上流
その上流には、高級なマンション沿いに近隣用の近道として
整備された暗渠がある。暗渠上・横のマンホールを覗いたが、
水の流れはまったく見当たらない。水はどこに行った?

yatogawa-annkyo10.jpg
写真:下流→上流
世田谷区船橋2-6-7の辺り。
道路脇歩道が暗渠となっている。マンホールには水はない。
道路上のマンホールも覗いたが水が見当たらない。
この辺りにも水は流れておらず、環状八号線を超える近辺が
事実上の源流なのだろか?

yatogawa-annkyo11.jpg
写真:上流→下流
世田谷区船橋2-9-6の辺り。
再び草に覆われた暗渠がある。
ここから上流に暗渠は見当たらない。

yatogawa-annkyo12.jpg
1枚前の暗渠の近くにある歩道上のマンホールを覗いてみると
豊富な湧水と思わしき水が流れているのが見えた。
写真中央のマンホールがそれ。マンホールには何の記載もなく
(多くの場合に下水を表す「合流」「汚水」とも書いてなく、
雨水を表す「雨水」「傘マーク」記載もまったくない)、
ここから2m程離れた所にある記載無マンホールにはここよりも
少ない湧水と思わしき水があった。
写真奥の白みがかったグレー色の建物は成城警察署である。
諸先輩方の調べでもこの辺りが源流だとされており、
成城警察の敷地内部に小川の源流があった時代もあるようだ。

ここから上流に水が見られるマンホールはみつからなかった。
やはりこの辺りが谷戸川の源流であることは間違いないようだ。

だが、必ずしも暗渠に湧水の流れがあるわけではないようだ。
おそらく、環状八号線を越えてから上流の暗渠は「雨水流し」
として使われており、その雨水も谷戸川に流されると推測される。
湧水は暗渠ではないルートを流れているのかも。
いろいろマンホールを覗いてみたが、ルートはわからなかった。

谷沢川の支流(世田谷区桜丘4丁目の支流の分流)から谷戸川の支流(砧1丁目の支流)

前回の記事で、世田谷区桜丘4丁目から谷沢川まで流れる支流に
「分流」と思わしき暗渠があることを書いたが、
その暗渠を下ったのをまとめた記事である。意外な発見があった。

sakuragaoka-shiryuu-bunnryuuhukin.jpg
世田谷区4-25と26の境辺り。写真右に暗渠があり、
桜丘4丁目からの流れが分流しているようだ。

sakuragaoka-bunnryuu1.jpg
写真:上流→下流
これが分流した暗渠だと思われる。

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写真:上流→下流
鉄格子には僅かながら水がみえる。右側の側溝を流れていると思われる。

sakuragaoka-bunnryuu3.jpg
写真:上流→下流
側溝が道の中央付近に移動した。
ここは世田谷井上病院の横であり、写真奥は環状八号線である。

kannpachihikui.jpg
写真ではわかりにくいが、環状八号線が少し谷間になっている所に出た。
写真中央のクレーン車が走っている辺りが一番低い。

kinutashiryuuhe.jpg
写真:上流→下流
暗渠は環状八号線の向こうまで続いている。

kinutashiryuuhe-kaikyo.jpg
写真:上流→下流
世田谷区砧1-30の辺り。
すぐ先には、「元は開渠」と思われる小川跡があった。
近隣の民家が雨どいの雨水を地下にではなく、地上に向かって流している。
そのことから予想して、ここは暗渠ではなく、元は開渠だったと思われる。
しかしながら、桜丘から分流してきた流れはここにはないようである。
おそらくは環状八号線を渡る手前で下水道に落とされているのであろう。
その昔は、ここまで水が流れていたと推測される。

kinutashiryuuhe-boroborokaikyo.jpg
写真:下流→上流
「元は開渠」だった小川跡の先には、すでに朽ちている側溝があった。
ここまで水が流れていた時代があるのだろう。

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写真:谷戸川の砧支流を下流→上流
その朽ちている側溝はここに繋がっていた。
諸先輩方が「砧支流」と呼称している谷戸川の支流の1つである。

谷戸川は世田谷区千歳台3丁目の成城警察署付近を源流として、
祖師ヶ谷大蔵駅付近から開渠となり、砧公園内を流れて、
世田谷区岡本2丁目の辺りで丸子川に合流する川である。

世田谷区桜丘4丁目からの支流は、等々力渓谷の谷沢川だけでなく、
分流して谷戸川の砧支流に水を落としていた歴史があったようだ。
いつ頃から分流がなくなり、小川として機能しなくなったのか不明である。
だが、この辺は環八の低い所に位置するため、大雨が降った際の雨水を
臨時に流すための水路として小川跡を転用していたのだと思われる。
それもほとんど使われたことはないのだろう。朽ちた側溝はその証だ。
今現在も、近隣民家が雨どいから雨水を流していて、水は土に浸みこみ、
砧支流の湧水になっているのかもしれない。

kinutashiryuu-wakimizu.jpg
この辺りは谷間状の地形となっており、湧水が溜りやすいようだ。
分流が合流していた所から20mほど溯った所に湧水が溜まっており、
これが谷戸川砧支流の源流と思われる。

kinutashiryuu1.jpg
写真:砧支流を上流→下流
ちょっと細めのコンクリート蓋暗渠を流れている。

kinutashiryuu2.jpg
写真:砧支流を上流→下流
世田谷区砧1-29の辺りから開渠になって民家内を流れている。

kinutashiryuu3.jpg
写真:砧支流を上流→下流
滑り止め付きの鉄板を乗せただけの簡易な橋がかかっている。

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写真:砧支流を上流→下流
通常時でも、桜丘3丁目の谷沢川本流より水量がある。

kinutashiryuu5.jpg
写真:砧支流を下流→上流
ここで砧支流の開渠は終わり。暗渠となる。

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写真:砧支流を上流→下流
アスファルト舗装の暗渠が続いている。

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写真:砧支流を上流→下流
その先は、コンクリート蓋の暗渠になっており、歩道として活用されている。

kinutashiryuu-gouryuu.jpg
世田谷区砧1-19の辺りで、谷戸川に砧支流が合流している。
洪水対策のためか(?)合流口やや手前で分流がされており、
この合流口の他にも合流口が近くにある。
そのために砧支流の開渠水量の割には水が少ないように写真ではみえる。

yatogawa-jyouryuuiki.jpg
写真:谷戸川を下流→上流
都立砧公園の中を流れているのはこの川である。
ちなみに砧公園の中には、樹齢70年超のソメイヨシノの老木があるそうだ。

桜丘4丁目の支流を探索していたら、その分流から意外なところに辿り着いた。
世田谷区は源流の宝庫ともいえる。その支流同士が絡み合っていた時代が
古くにはあったのかもしれない。
プロフィール

YKK

Author:YKK
東京や神奈川の川や暗渠を歩くことに楽しみを感じ、ネットで「川探索」を趣味としている諸先輩方のサイトを見て参考にし、2010年頃から歩き始めました。実際に歩いてみると、違った面も多く見えてくるもの。拙者なりの視点でまとめてみたいと思ったものを記事していきます。東京23区南部在住なので、その近隣もしくは川崎市・横浜市がほとんどとなります。ちなみに「山はなくても川はある」というのは、長野県上田市の市民祭り「上田わっしょい」の歌の冒頭「♪山があるから川がある」のパロディーです。23区に山といえる山はないですが、川はたくさんあります。ちなみに、上田市出身者に仲の良い人はいますが、拙者個人は上田市とは縁がないです^^; 拙者の特徴を書きますと、平熱なのに体温が37度近くもあります。ゆえに、寝るときはノーパン(ノーパン健康法)で、冬でもTシャツが多いです。さらにはカレーばかり食べています。1週間食べないと体調が悪くなります(?)。動物だとアザラシに似ているらしい。でもって、自然を愛好しており脱原発派。でも、中道右派の保守系で、天皇陛下は男系しか認めない。川歩き以外の代表的な趣味はスノーボード・歴史探訪・城探索・悪ふざけ(?)・ボウリング・パークゴルフ(パークボール)・旅行。嫌煙者で、飲酒も年数回程度。ギャンブルも数年に一回程度。

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