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【緊急投稿】2019年 台風19号による多摩川、平瀬川の氾濫について

まず最初に、この台風とその前に関東地方を襲った台風で
命を失った方のご冥福をお祈りいたします。
また、被災した方の生活再建が早期になることを祈ります。

2019年に関東地方を襲った最強の台風といわれる19号
の猛威によって、多摩川と平瀬川が氾濫をおこしたが、
それについて言いたいことがあるので緊急投稿をしてみた。
異論、反論はあるかもしれないのだが、河川を愛している
私個人の意見であり、参考としてもらいたいものである。

*平瀬川の氾濫
すでにニュースなどでも取り上げられているが、
平瀬川は多摩川の支流であり、多摩川の水量が増していて
平瀬川の大水が河口から出にくくなってしまい、
川崎市高津区久地2-3、2-15の辺りで河道から
越水した泥水が住宅地に流れ込んだ。
川崎市高津区溝口6-6では特にひどい水害になったようだ。

以前この辺りを探索した記事がある↓
「平瀬川の支流(川崎市高津区久地2-3辺りの支流)」
http://vverrie.blog83.fc2.com/blog-entry-336.html

この記事の5、6枚目の写真にある「土手」がある。
記事をアップしてから情報をいだいたのだが、
これは「久地のかすみ堤」という土手であり、
江戸時代に農民の手によってつくられたものだそうです。
本来は「多摩川の土手」で、多摩川からの水害を守るための
治水事業の1つだったのでしょう。平瀬川の河道の付け替え
されてからは、「平瀬川の南にある土手」という趣である。
この土手が売却される(開発される)という話もあったようだが
近隣の方々の保護を望む署名活動があり現在に至るようだ。

ヤフーの地図で「川崎市高津区久地2丁目-3」を検索すると
表示された地図で、「溝口6」と大きく書かれている所が堤だ。
その地図をよく見ると、堤にある階段も表示されている。

平瀬川の河川付け替えがおこなわれた時に、
多摩川へと合流をする河口がここになった経緯は不明だが、
この「かすみ堤を平瀬川の堤防として活かす」という気持ちが
あったと個人的には思う。つまり「かすみ堤は平瀬川の水害を
防ぐための堤防」であり、「堤防の内側(平瀬川側)は河川敷
(ようするに「河原」)という扱い」だったのではないか?
多摩川に大水が流れ、平瀬川の大水が多摩川へと流せずに
平瀬川の河道から越水する際には、この「かすみ堤」が防ぐ
という役目が考えられていたように思える。

そういう意味では、かすみ堤は2019年 台風19号の水害から
地域を守ることができていたといえる。かすみ堤から外に水は
多くは流れては行ってないのだから。

かすみ堤の内側は「平瀬川の河原」なのだ。
やや極論を言えば、大水の際に冠水してしまう「河川敷の野球
などのグラウンド」と同様な場所だといえる。水害のリスクが
極めて高い場所だといえるわけで、それなりにリスクへの意識、
高い対応力を求められる地域なのだといえる。


*多摩川の氾濫
報道では「二子玉川駅付近で多摩川が氾濫」と言っているが、
正しくは「多摩川と野川の合流場所で河川が氾濫」である。
東急線の二子玉川駅の真下辺りで、この2つの河川は合流し
多摩川はさらに水量を増している。ちなみに野川は国分寺の
辺りから流れてくる自然河川である。合流場所には「兵庫島」
という公園が整備されている。

参考記事↓
「兵庫島の小川」
http://vverrie.blog83.fc2.com/blog-entry-180.html
35年程前だと記憶しているが、兵庫島の池がなくなるほどの
大水が台風のためにおきて、水害が発生している。

今回、氾濫したのは世田谷区玉川1-9、1-10の辺りである。
多摩川、野川と住宅地の境には、一応は低めの堤防のような
モノがあるのだが、それを大水が越水してきたようだ。

では、この辺りを水害から守るための堤防はどこにあるのか?
ヤフーの地図で「二子玉川駅」を検索し表示された地図で
「東口」と書かれているところがある。ここに走っているのが
「多摩堤通り」という土手沿いのバス通りである。
地図を拡大するとわかるが、このバス通りの南側に堤防がある。
よく地図を見ると、この堤防の階段も表示されている。

上記の「平瀬川の氾濫」と内容がかぶるが、
氾濫した辺りは、堤の内側であり、多摩川と野川の「河原」なのだ。
何故に河原に住宅地があるのか以前から疑問に感じていたが、
様々な経緯が語られているようで、その真相はわからない。
堤は無事であり、河原に水が入ったということであり、
極めて水害リスクが高い場所だといえる。
リスクへの高意識、高い対応力を求められる地域なのだといえる。

ちなみに、ここにある堤は、堤の内側に行く人への通路として寸断
されている。そのために、堤が途切れているところからショッピング
センターが立ち並ぶ側に大水が流れ込んでしまう。
著名な地としては不思議な程に水害リスクの高い場所だといえる。
台風への弱さは、多摩川沿いでは他に類を見ないレベルだろう。


川やその支流を歩いていると、源流が民家の裏ということや、
水が削り取った谷地を無理矢理に補強して宅地造成した所などが
よく見かけられる。ここに住むには極めてリスク大だといえる。
自分の住むところの水害などのリスクをきちんと考えておくことが
大事であり、命と財産の保護のためには意識の高さが必要である。

最後に2つ!

マスコミの報道の煽り方がバカバカしい!
テレビ朝日のニュースでは、多摩川河川敷にある野球グラウンドが
水没したことを大騒ぎする報道をしていたが、河川敷は大水の際の
緩衝地帯であり、水没する事を意図して設置されているものである。
国民の気持ちを恐怖に煽るような報道はやめるべきだろう。

民主党政権は悪夢だったとしか言いようがない!
スーパー堤防などの治水政策は国の根幹であるといえる。
それを否定した蓮舫などは、バカが100個つく程のバカだといえる。
それこそ「日本を意図的にダメにしようとした」ように感じられる。
長野県も水害にあったようだが、田中康夫の脱ダムなどなければ
防げた被害もあったといえる。おかしな知事を選んではいけない!
有権者は過去を猛省すべきだろう。
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矢上川の支流(日吉雨水幹線)

矢上川を歩き遡っていくが、平地ではなかなか支流がない。

hiyosiusui1.jpg
以前、記事にした「渋川」が矢上川に合流している所。
写真右から流れてくるのが渋川。
http://vverrie.blog83.fc2.com/blog-entry-88.html

hiyosiusui2.jpg
これも以前記事にした「松の川」が合流している所。
http://vverrie.blog83.fc2.com/blog-entry-111.html

hiyosiusui3.jpg
川崎市中原区井田2-3の辺りに合流口があって、
たくさんの水が矢上川に流れ込んでいる。

hiyosiusui4.jpg
「公共下水道用地」と書かれた看板があり、
立ち入り禁止になっている施設がある。
これを調べてみたところ、「日吉雨水幹線」という大規模の
雨水幹線であることがわかった。横浜市港北区下田町など
その周辺に降った雨や、そこに湧いた地下水を矢上川に
流している施設のようだ。開発した地域では洪水対策の
このような施設がたくさん作られている。

(番外) 大田区の2つの湧水池

以前訪ねた「呑川の支流(東調布公園の支流)改訂版」。
http://vverrie.blog83.fc2.com/blog-entry-246.html
この記事に出てくる「公園」が完成したので訪問をしてみた。

20190530152245_p.jpg
大田区南雪谷5-10-14にある「水神公園」の池。
この池の水は呑川へと流れていく。

20190530152228_p.jpg
水神公園の看板。

20190530152022_p.jpg
水神公園の中にある井戸。ここから湧水が出ているようだ。

20190530152041_p.jpg
この公園は崖地にあって、湧水が出そうな場所となっている。

20190530152154_p.jpg
区営の貸し会館があり、その建物屋根に降った雨も公園の
地中へと流されていくようだ。これも湧水になるのであろう。

水神公園についてネットで調べていたら、
そこから1キロほど離れた所に湧水池があるようで訪ねた。

20190530153037_p.jpg
大田区久が原4-3-5にある公園。
井戸のようなところから水が湧いている池がある。

20190530153052_p.jpg
久が原清水坂児童公園という名前のようだ。
昔から清水が湧いていたのだろう。

20190530153119_p.jpg
池のほとりにこのような看板がある。
今はそれほどたくさんの湧水がないのだろう。
だが、この公園の場所は「国分寺崖線」の終点の1つである。
往時にはたくさんの湧水があり、それが呑川に注がれていた
と思われる。今は親水できる池として子供の遊び場である。

矢上川(鶴見川の支流)

今まで何度か、「その支流」は探索して記事にした事がある
鶴見川の支流の「矢上川」。その支流をすべて探索しながら
矢上川の源流を目指して遡っていく。

yagamikakou1.jpg
神奈川県川崎市幸区南加瀬5丁目 と
横浜市港北区日吉6丁目 と 横浜市鶴見区駒岡5丁目 の
3つの町の境となっている場所で矢上川が鶴見川に合流。
写真奥が鶴見川で、手前が矢上川である。
ここから矢上川を遡っていく。

yagamikakou2.jpg
矢上川の河口から1.1kmほど遡った所に、
以前探索して記事にした「渋川」の合流口がある。
http://vverrie.blog83.fc2.com/blog-entry-88.html

次回より矢上川に流れ込む支流を記事にしアップしていく。

2019年の渋谷川(古川)

渋谷駅周辺の長く続く工事の一環として
渋谷駅の辺りを流れている渋谷川も工事がおこなわれた。
どんな風に変わったのかを探索して記事にしてみた。

以前、渋谷川(古川)の探索記事はこれになる。
http://vverrie.blog83.fc2.com/blog-entry-366.html

sibuyagawapro1.jpg
下流→上流
並木橋周辺の渋谷川。
渋谷川の改良工事以前は、ここから上流には「富栄養化」の
水が溜まっていたが、現在は綺麗な水の流れが十分にある。
散歩道も川沿いに整備されている。

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並木橋周辺にある「下水を浄化し水を流している口」は健在。
以前は、これが実質的な源流となっていた。

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渋谷駅周辺でも、コンクリの割れ目から湧き出している水が
たくさんある。渋「谷」というだけあって、「谷」である事の証。

sibuyagawapro4.jpg
途中に、コンクリートで埋められた穴があった。
埋められているのだが、割れ目から汚水が染み出している。
おそらく、これは「降雨の際、下水道からオーバーフローした
汚水を渋谷川に流していた」跡である。つい最近まで汚水が
落とされることもあったのだが、渋谷駅周辺の渋谷川を清流
のようにするために埋められたのだろう。ところが、何らかの
不備があったのか(?)、汚水が染み出し、それを土のうで
ブロックしているようだ。まだ渋谷川改良も中途のようである。

sibuyagawapro5.jpg
写真:下流→上流
渋谷ストリームのところからはプロムナードがつくられており、
渋谷川は一時的に暗渠になっている。

sibuyagawapro6.jpg
写真:下流→上流
渋谷ストリームのところを流れる渋谷川。
両方の川壁から「水が滝のように流されている」。

sibuyagawapro7.jpg
川壁をズームすると、こんな感じである。
この水も、下水を浄化したもので、それを引いているようだ。

sibuyagawapro8.jpg
渋谷ストリームの辺りでも、並木橋辺りのように
水が出ている口がある。これも下水を浄化したもののようだ。
ここから上流は、暗渠で下水道化されている渋谷川になる。
渋谷川の清流部分が上流に伸び、オーバーフローの汚水は
ほとんど流れ込まなくなっているようだ。

sibuyagawapro9.jpg
渋谷ストリームの階段は、LEDにより水の流れ風にゆらぎが
表現されているようだ。「1/f の ゆらぎ」という感じだった。
プロフィール

YKK

Author:YKK
東京や神奈川の川や暗渠を歩くことに楽しみを感じ、ネットで「川探索」を趣味としている諸先輩方のサイトを見て参考にし、2010年頃から歩き始めました。実際に歩いてみると、違った面も多く見えてくるもの。拙者なりの視点でまとめてみたいと思ったものを記事していきます。東京23区南部在住なので、その近隣もしくは川崎市・横浜市がほとんどとなります。ちなみに「山はなくても川はある」というのは、長野県上田市の市民祭り「上田わっしょい」の歌の冒頭「♪山があるから川がある」のパロディーです。23区に山といえる山はないですが、川はたくさんあります。ちなみに、上田市出身者に仲の良い人はいますが、拙者個人は上田市とは縁がないです^^; 拙者の特徴を書きますと、平熱なのに体温が37度近くもあります。ゆえに、寝るときはノーパン(ノーパン健康法)で、冬でもTシャツが多いです。さらにはカレーばかり食べています。1週間食べないと体調が悪くなります(?)。動物だとアザラシに似ているらしい。でもって、自然を愛好しており脱原発派。でも、中道右派の保守系で、天皇陛下は男系しか認めない。川歩き以外の代表的な趣味はスノーボード・歴史探訪・城探索・悪ふざけ(?)・ボウリング・パークゴルフ(パークボール)・旅行。嫌煙者で、飲酒も年数回程度。ギャンブルも数年に一回程度。

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